体のバランスで一番影響力を持っている『骨盤矯正』
犬は季節に対応するため変わり目に毛が抜けたりしますよね?人間の骨盤も、季節に対応する為に動いているのをご存知ですか?
骨盤は、春夏秋冬で動きます。皆様は、季節の変わり目で痛みとか出たことはないですか?
簡単にいうと・・・・
夏は、両方の骨盤が締まることによって、お腹側が開きますので、暑い中で自分の熱を逃がせるように出来ています。逆に冬は、両方の骨盤が開くことによってお腹側が閉じて、寒い中で自分の熱を逃がさず溜め込むように、人間は無意識に行っています。
季節の変わり目で骨盤は変化していくので、普段見えなかった痛みが見えて来るのです。当院でも季節の変わり目に骨盤周りの痛みを訴えていらっしゃる患者様がとても多いです。
また、足の長さも長短変化していきますので、体幹だけでなく手足にも大きく影響を及ぼします。
腰は「要」と書きますよね?その要を支えているのが骨盤なのです!
そこで!たから整骨院では、骨盤の捻れをとても重要視して治療をしております。痛みの有る無し関係なく健康の為にも、骨盤の調整(骨盤矯正)をきちんと行うことが健康への近道です。
上記で体のバランスに骨盤がとても関与しているとお伝えしましたが、骨盤の役割はそれだけではないのです。
骨盤は体内の自律神経(内臓を動かす神経)や感情(気分)にも大きく関与しています。
骨盤の歪みの程度によっては
●食欲がない(または、食べてて美味しく感じない)
●肥満(特に下半身太り)
●寝つきが悪い、眠りが浅い→疲れがとれない
●便秘や下痢
●気分の浮き沈み
などの症状が出てきます。つまり不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼ばれているものには、骨盤が大きく関係しているのです。
骨盤の歪みが体のバランスを崩すことは冒頭に触れたので省略しますが、体の中心である骨盤が歪むわけですから、骨を支えている筋肉のバランスが崩れ、筋肉が疲労しやすく硬くなります。すると、血液やリンパの循環が悪くなり、基礎代謝が下がります。
基礎代謝が下がるということは・・・
脂肪が付きやすい体になってしまうんです!怖いですね・・・
エネルギーの消費が悪くなると、脂肪をためやすくなり、摂取カロリーを気にして食事しても痩せてくれないという悪循環が出来上がります。そして、歪んでいる骨盤周りの筋肉が特に疲労しているので、お腹やお尻周り、太ももに脂肪がつきやすくなります。
骨盤と肥満は関係が大有りなのです。
骨盤矯正の話はネタに尽きないほど話題に富みますから、後ほど掘り下げて書いていきますね。
骨盤矯正で、体のバランスの調整を行い痛みをとるだけでなく、体内の調整のためにも骨盤をしっかりとお手入れすることが健康への近道です。
骨盤の歪みはトラブルの元
女性の大敵「骨盤の歪み」は生理痛や冷え症のトラブルの元。骨盤の歪みは、ある日突然歪むのではなく、毎日の生活習慣の中で少しずつ歪んでいくものです。
骨盤が歪んでいくと体のあちこちに症状が出ますが、女性の場合だと、骨盤の中にある仙骨は女性ホルモンと関係しているため、子宮筋腫や子宮内膜症等の状況でない場合、生理痛をひどくしている原因の中に骨盤の歪みが含まれている可能性があります。
骨盤に保護されている子宮や卵巣が、骨盤の歪みによって血流の流れを妨げられ、胃下垂等の影響も受けて、産後骨盤が緩くなってしまった人は、出産後から生理痛がひどくなる場合があります。
その他には、骨盤がどちらかに傾いていくと、大腸がうまく機能せず、便秘や下痢の症状が出やすくなったり、肌荒れや冷え症になりやすくなります。
また不妊の一般的な原因は、体温やホルモン、女性生殖器、もしくは男性側に問題があることがほとんどですが、医学的には認められていませんが、不妊の原因の一つに骨盤の歪みが関係しているとも言われています。
生理痛等、痛みのひどい時は体を動かすのは大変ですから、生理期間以外の日を利用して、予防の意味を考え、たから整骨院でしっかりと骨盤の矯正をしっかり行い、継続して骨盤体操をしていきましょう。生理痛等のすべてが骨盤の歪みとは言えませんが、骨盤矯正しておくことで、原因をひとつでも無くすことが大切です。
そもそもなぜ骨盤は歪んでしまうの?
皆様は座っている時につい足を組んでいませんか?
正座を崩したお嬢さん座りをしていませんか?
なぜ骨盤が歪んでしまうのか?を学んでいきましょう!
上の図を観ながら読んでいただきたいのですが、骨盤は、背骨の一番下にある「仙骨」と、その周囲を囲む腸骨・坐骨・恥骨の三つが合わさった「寛骨」の大きく2つに分かれます。そしてこの2つの骨の継ぎ目の部分に当たるのが『仙腸関節』です。
当院に既にお越しの方は「骨盤矯正をします」とスタッフに言われて、治療を受けていただいていると思いますが、詳しく言うと
「骨盤矯正=仙腸関節の調整」なのです。
仙腸関節は、関節といっても大きな動きはせず、一見すると体を支えたり動かしたりするのに重要な箇所のように思われないのですが、この仙腸関節の歪みこそが腰痛の根本的な原因の一つであり、腰痛治療のポイントの一つになります。特に産後のお母さんの腰痛の大きな要因は、この仙腸関節の歪みによるものが大きいです。だからこそ産後にしっかり骨盤矯正を薦めているのはお分かりになって頂けると思います。
では、なぜ骨盤は歪んでしまうのか?
ずばり、日常生活での不規則な姿勢の継続によるものが大きな要因です!
座っている際に足を組んでいませんか?(いつも同じ組み方で・・・)
お嬢さん座り(横座り)していませんか?(いつも同じ方向に・・・)
カバンを持つ手がいつも同じでないですか?またはいつも同じ肩でバックを背負っていないですか?
寝るときの姿勢も重要です。寝返りを打つといつも同じ方が下になる。うつ伏せで寝るのが楽という人は、すでに骨盤が歪んでいる可能性が大きいです。
また、日々の運動不足や、年をとったりなどで骨盤を支える腹筋の筋力が低下すると、骨盤が開いた状態になり、骨盤に守られていた内臓が下垂し、下っ腹がポッコリと出てしまうのです。
脚長差(足の長さの違い)
当院で治療を受けたことのある方は、「左右の足の長さが違いますよ」と言われませんでしたか?
そんな足の長さがぴったりな人っていないでしょう!!ってよく言われますが、正直足の長さがぴったりな人はいらっしゃいますがごく僅かです。
しかし考えていただきたいのですが、たった2本の足の上に骨盤から上の上半身がすべて乗っていますよね。その2本の足の長さが違うとしたら、それに合わせて上半身は傾くと思いませんか?
『足の長短の不一致→骨盤の傾斜→脊髄(背骨)の弯曲→脊髄神経の圧迫→首や腰の痛みだけでなく各臓器(内臓など)の異常』に繋がっていくのです。
●右足が短いと言われた人→消化器・泌尿器・生殖器に問題が出ているか将来出やすい
●左足が短いと言われた人→呼吸器・循環器に問題が出ているか将来出やすい
例えば、基礎疾患がない人がゴルフで右から左へクラブを振ると、左足の短い人は呼吸器と循環器に障害を起こしやすいので、その度合いが過ぎると、心臓への負担が大きく注意が必要です。逆に右足の短い人は消化器系などの負担が減り調子が良くなったりします。
冒頭でも書きましたが、たった2本の足で上半身を支えています。これをマンションに例えると、もしマンションの土台をたった2本の基礎で支えていたとしたら、もし大事な2本の基礎の長さが違っていたとしたら・・・その上にあるマンションの建物はどうなるでしょうか?
骨盤矯正について詳しくお話を聞きたい方は、まずは初回のカウンセリングを当院で受けてみてくださいね。